幸せ

昨日は、1年と8ヶ月ぶりに、実家に行ってきました。

久しぶりに見た88才の父と、83才母は、ショックを受けるほどに、弱っていました。

父親は健康診断の時、健診場所の市役所で、

心臓がおかしいと言われて、すぐさま救急車で病院行きになったそうです。

まあ午後には、自力で帰宅出来たほどの一時的現象だったみたい(笑)

父親の口からは、以前とは違い、弱気な言葉がちらほら。

母親は、10年前に転んで痛めた腰が、

どんどん曲がり始めて、その影響で膝下が痛いらしく、ふざけているのかと思うほど、悲惨な歩き方をしていました。

娘として胸が痛んだけれど、

同時に感じた、親の呪縛。

子供の頃から、いつも親からの無言のメッセージをやたらと感じ取ってしまいがちな私。

でも私ももう立派な(笑)、定年退職間近の大人です(笑)

自分の人生を楽しくするもしないも、自分次第なのだという真実が判っています(笑)

ただ、私ももしかして子供がいたなら、

子供に甘えようとしてしまうのかしら。。

私には甘える子供もいないので、自力で人生を全うする意識が強いせいか、

あまり両親を喜ばすような、うわべだけの優しい言葉など、かけられなかった(笑)

むしろ、治す気持ちを持って頑張れ!と言ってしまいました。

2度と親の呪縛に苦しめられることはしたくない、揺るぎない決心で、これからも一定の距離を取りながらの親孝行をするつもりです。

両親の生き方には共感出来ないけれど、

こんな冷たい私に、未だお小遣いを用意して、大量の料理を振る舞ってくれて、優しく迎え入れてくれる両親の優しさには感謝しています。

坐骨神経痛の私の歩き方にすぐ気が付いた母親の勘の鋭さにもびっくりしながら、

さすがだなと感心しました(笑)もちろん最後までしらばっくれました。だって、自分のこと棚にあげて、大騒ぎするに決まっているので(笑)

距離を保ちながら、呪縛にはまらぬようにしつつ、親の幸せな残りの人生については、優しく考えて上げよう。